蒼風日々徒然

元QMA廃人の日常。

後書きのようなもの

※本稿は「蝉の声、夏の終わり」の後書きのような何かです。ネタバレ全開ですので読んでない方は以下から飛んで読むか回れ右。

 

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 と、いう訳で「蝉の声、夏の終わり」でした。オリジナルだと先にタイトルが思いついたりするんだけど、この手の二次創作は思いつかない。うん。一応直感でいいのを付けたつもり。

 

■キャラクターに関して

 大体のキャラクタ―に関してはハチナイのストーリーや、夏コミに発売された「Before summer~神宮寺小也香~」を見て、それを踏襲して描いたつもりです。印象と違ってたら許して。

 ただ約数名、どうしてもこっちでキャラ付けをしてあげないといけなかった人が居て、そこは「やりすぎない程度」にキャラクターを想像で付けてあげたので、それについてちょこっとだけ。

 まず草刈レナ。彼女だけはどうしても登場させたかったので、こっちで適当に口調と、ちょっとしたキャラ付けをしました。後日登場したとき違う感じでも許して。

 で、彼女。簡単に説明すると良い打者/良い投手を見つけると気になってちょっかいを出してしまう(本編内明示無)」「対戦投手の目を見てある程度の予測を立てる」「完璧読み打ち、そして天才」という感じで作りました。最初のやつは明示してないけど、そういうイメージで。天才、そしてどこか変に抜けてる。そんな感じでイメージしました。合ってたらいいね。

 次が神宮寺兄。この人もある程度キャラというかイメージを付ける必要がありました。なので尊敬できる要素を入れつつ、適度に軽い人にしました。いい大人って感じ。まだ若いと思うけど。

 後年齢。これはどうとでも取れるように書いておきました。余り明確な情報が無いので、取り敢えず神宮寺が高校一年生の現時点で成人はしている……という感じに。

 最後が牧野さん。ただ彼女は上二人と違って会話を見る機会があるので、それを参考に動かしてみました。多分こんな感じのかわいい子なんじゃないかなぁって思ってます。絶対この子おばあちゃん子だよ(勝手な想像)

 

■シナリオについて

 シナリオです。これに関しては色々あるのですがざっくりと。

 まず、これを書こうと思い立ったのが、前述の「Before summer~神宮寺小也香~」を読んだ時でした。そりゃあ書くでしょう。牧野さんですよ。ええ。余り意識してなかったんですけど、この人から漂う「少女漫画の主人公臭」「微妙な百合風味」を感じ取ったらもう、書かないわけにはいかんのですよ。気になる方は通販で買ってみてください。これが公開される時に在庫があるのかは分かりませんが。

 で、本作。最初はもうちょっと軽いタッチのものにする予定でした。ただ、大会が進んで、思ったより清城がぼっこぼこにされたという事実を見た時に思いついたのが今回のシナリオでした。

 ちなみにハチナイとの整合性という意味ではあくまで今回の「八夏祭」のシナリオの続きに存在する、他とは独立した世界を描いています。本当の所はゆるーく清城デレスト、更には球春につながっているというのが本家の動きだとは思うのですが、それとは違う世界線で、でもどこかでやっぱり東雲とは出会ったりする。そんな認識をしていてもらえるといいかなぁと思います。イメージ的にはエロゲのアフターストーリーで起きるひと悶着がちょうど清城デレストになるんじゃないかと思います。多分牧野さんが言ってた練習試合がデレストのアレ。多分ね。

 後はシナリオ自体の出来ですが……どうだったでしょうか。

 正直今回のシナリオは自分でも不思議な感じのする話で、「これは本当にうけるのだろうか?という疑問」がある一方で、山場のシーンを想定したときに「これは今までで一番いいという感触」があるという何とも言えない感じでした。多分初めて。

 それから、その話を作るにおいて大事だったはずの「キャラクターを精神的に追い詰めて壊す」っていうフェーズが、自分の思ったより上手くいかなくて、終盤の繋がりと盛り上がりが、自分の思っていたものと少し違うものになってしまったなぁというところもある、という感じ。

 後は話として、完全な完結に至らなかったというのも気になるところではあります。ただこれに関しては「牧野さんのキャラクターを勝手に作る」という、二次創作の領域から逸脱した行為をしないといけないので見送り。彼女のキャラ像から、家族関連の、多分祖母関連の話が出てくるシナリオが思いつくには思いつくのですが、どうがんばっても勝手に設定を捏造することになるので出来ないなぁと。

 その辺りを情状酌量する形で、今回のシナリオは自分としては70点位。でも70点あげられるってだけでも随分良いとは思うんですよね。ホント。今まで20点とか、下手したらもっと低いわこれ。うんこやな自分とか思ってた事を考えると。

 だからまあ、やってよかったなと思う反面、これが他の場面でも出せるのかどうかはまだ分からないので、これからですね。これで起動乗ったら、そん時はセール石位買います。

 

■最後に

 そんな訳で後書きのような何かでした。こんな長いのを最後まで読んでる君は偉いねえ…よかったマークをあげよう。

 で、ここからは今後の話。

 二次創作に関しては分かりません。これを書いている時点ではまだ。

 一応東雲が崩したら面白そうだなぁとは思っているのですが、この人をどうやって崩すのかがまだ思いつかなくって難航中。やるかもしれないし、やらないかもしれない。ただ、彼女に関して言えば、今作でやらなかった「地蔵のキャラを作って登場させる」をやらないといけなくなるのでその辺の受けがどうか。

 後は一次創作。こっちが止まってるのはほんとに自分がふがいないばかりなんですけど、今回の事で随分と色々見えたって事で、年末のカクヨムコンに向けた投稿を模索中です。そろそろ形纏めて書き出さないといけないんだけど、まだまだ固まってない。後、単純に話が長い。どうしてラノベでいう所の二桁巻数くらいの話を考えるのか。こいつはもう。

 まあ、そんな感じで予定は未定です。蒼風さんは単純なので、褒められると調子に乗って色々書くと思います。反応ないと消えます。そんな感じです。うん。

 

 それではまた、どこかで。